■「USHIWAKA BeNKeI」とは
「USHIWAKA BeNNKeI」は、にかほ市の歴史ある文化を未来に継承していくこと、魅力的な文化を多くの人に知ってもらうことを目指して制作した、伝統的な芸能と現代のデジタル技術を掛け合わせた動画コンテンツです。
にかほ市の釜ヶ台という人口が200人にも満たない小さな地域で、親から子へと継承されつづけている「釜ヶ台番楽」は、毎年8月に舞われています。しかし、昨年2021年では、新型コロナウイルス感染症の影響で公演を行うことができず、継承するはずの若い世代が番楽に触れる機会が減少してしまいました。
また、江戸時代から姿を変えずに継承されている伝統芸能の魅力を感じとるためには、その時代の背景や文脈など、芸能についての知識を学び、芸能を楽しむための感性を養う必要があります。
そこで、”伝統ある貴重な芸能”に”現代のデジタル技術”を掛け合わせることで、令和の時代の感性に”おもしろさ”を感じ取ってもらえるコンテンツを提供します。
「USHIWAKA BeNKeI」:https://youtu.be/TBdcQSiUYaQ
■「USHIWAKA BeNNKeI」の役割
伝統芸能である番楽を若者世代に向けたコンテンツによって伝えていくことで、興味関心と認知の拡大を図り、文化を未来に継承する担い手を確保することを目指します。
また、歴史ある文化としての価値を伝えていくだけでなく、現代の若者に興味を持ってもらい「おもしろい」と感じてもらえるコンテンツを作ることで、にかほ市の観光促進と認知拡大にも繋げられる役割を目指します。
■今後の展望
にかほ市には「釜ヶ台」以外にも、「小滝(こだき)」、「伊勢居地(いせいじ)」、「冬師(とうし)」、「横岡(よこおか)」の地域にも、独自の形で番楽が継承されています。※伊勢居地、冬師は鳴り手不足により、定期公演を行えない場合があります
その中から「小滝の番楽」の動画コンテンツの配信を予定しています。
追加情報については、地域の未来を手がけるプラットフォーム「TeGAKe」にて発信していきます。