以前文化人で取材した齋藤伸二さんが会長を務める出前商店街にお邪魔しました。
過去の記事はコチラから
齋藤伸二さんの記事:https://tegake.com/bunka-16/
−出前商店街とは
”買い物弱者”や”交通弱者”と言われる方々のために2010年からスタートした取り組みです。にかほ市商工会の有志の会員が始めた会で、買い物が不便な地区に商店街を出店し、にかほ市内を転々と回り活動しています。
開催場所と日にちは会員で話し合い、決定しているとのことです。今回は、象潟町小砂川地区での開催でした。
会長の齋藤さんはエプロンを着て受け入れ体制バッチリです!
−今回の出店者さんは?
・苗屋さん
・魚屋さん
・電気屋さん
・製菓店さん
・婦人服、雑貨屋さん
・美容室さん
など、たくさんの会員が参加しておりました。
やはり集落のお年寄りが多いイメージでした。なかなか買い物に出歩けない方にとっては、とても大切な場所ですね!また、お昼時ともあり、お仕事の休憩におにぎりやおまんじゅうを買っていく方もおりました。
取材をしていると、化粧品などを販売している美容室の方から、なんと!特別サービスで手のマッサージをしていただきました。
「毎日パソコン仕事で指が疲れているんじゃない?」
「あら、わかりました?笑」
マッサージしてもらうと手が軽くなり、スッキリ。ありがとうございました!
−お楽しみ抽選会
商品を購入するとお楽しみ抽選券がもらえます。
今回の抽選会はジャンケン大会になり、地域の皆さんと取材にきた私も参加しました。
そして、なんと!取材担当も勝ってしまい、商品券をゲットしました!笑
出前商店街に買い物に来たことで、日常の会話やコミュニティが自然と生まれていました。スーパーでの買い物とはまた違い、お客さんとの距離が近く、安心感があります。
何より皆さん笑顔で帰られて、こういう場は地域にとって大切だなと感じます。
「開催当初は交通弱者をなんとかしないといけない、買い物弱者をなんとかしないといけない、という部分もあったのですが、今はやっぱり人と人とのコミュニティが大事なんだなと思いました。お客様や会員の笑顔がすごく大事だなと思うので続けています。」
と齋藤さんは言います。
にかほ市内を回り、地域を盛り上げてくれる出前商店街の会員の皆様、本当にありがとうございます。これからも長く続けていってほしいですね!
あなたの地元で開催される際には、是非遊びに行ってみてくださいね!きっと齋藤さんや会員の皆さんからパワーをいただけますよ!